最近は靴職人と言うよりも芸術家としての活動の方がメインになっている印象の三澤則行さん。
Wolf&Wolffでは毎日ショールームで使用している、実はこんなものも彼が製作していたりします。

これはレザーのトレイですね。お客様に商品をご案内する際ですとか、あとはブレスを交換するなどの作業で、このように壁ありのトレイは備品として必要でした。
こんなもの、正直なんだって良いんです。誰もそんなところ見ませんので。しかしせっかく特別な時計を置くわけですから、どうせなら凄い人にこの本来どうでも良い物をとことん作ってもらおうと。
サイズだけ伝えて、あとは自由にやっていただいて、上がってきたのがこちら。




いかがでしょうか。
私が想像していたのはもっと主張がなくてシックな仕上がりでした。しかし今回のようなキルティングのデザインであったり、昔のメゾンで使用されていた革のロールになんとハサミを入れてしまうあたり(それもキャッチーな色)、それ専門ではない人だからこそ閃く遊び心とアーティストとしての真摯なプライドなのだと感じました。
オーダーできますのでもしご興味あればお申し付けください。サイズと、色はこの3色の中からお選びいただけます。
A5→税込55,000円。A4→税込66,000円。A3→77,000円。です。