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Archive Company

デザイナーズのアーカイヴプロジェクトを企画している会社に友達たちと行ってきた。朝10時半集合だったのが、ウーバーで変な場所で降ろされたり肝心の会社の鍵を持ってる人が鍵を忘れて取りに帰ったりして(みんな凍りついた)結局1時スタート。

元々それこそ所謂ビンテージデニムとかミリタリーにリサイクリーなカスタムを施したコレクションを以前やってて、それをキュレーションしてたのがリーバイスレッドとかでお馴染み(たしか)のマウリッツィオさん。そんな彼が最近熱心に集めているのがビンテージというよりも90年代とか00年代の分かりやすいところだとグッチとかガバーナの、くくるとデザイナーズアーカイヴ物ですね。
やっぱりその時代のデザイン物というのは今見ても独創的だったりするじゃないですか。だから、それをまるでアートギャラリーのようなVMDとプレゼンテーションで発表するというちょっと面白いことを始めているようなんです。

上の写真は00年あたりのグッチやマハリシ。それ意外に分かりやすいところだとネイバーフッドとリーバイスのWネーム物ですとか、その頃の世代からすればはいはい懐かしいですねってなる、そんなものばかり。を、そのような文脈とマッチするようなアートと一緒に見せているという。

このショートパンツはちょっと趣旨が異なるんですが、これは実際にアートペインターに穿いてもらってその仕事の際に汚れてしまったが、しかしそれもアートだろっていうプロダクトらしく、お値段なんと1万ドル。ローンチではまるでゴミのように(実際ベースの短パンは25ドル)丸めてまず1枚撮影し、それをクリックすると広がることで芸術的に見えるような仕掛けだった、とのこと。
なかなか理解し難かったりもしますが、じゃあこれが仮にリヒターが穿いたものだったとしたら当然捉え方が変わるわけですから、考えようによってはプライスレスが通用するのかもしれませんね。

あと面白かったのがこれ。

昔のディーゼルとGスターロウだけの部屋。まじか。まさに今集めている途中だって言ってて、なるほどなぁって関心した。日本の方がそういうの早そうですけどどうなんですかね、もうこのあたりもアーカイヴ物としてはスタンダードな位置なのでしょうか。
でもやっぱりどの世代が着るかがキーになってきませんかね、アーカイヴ系って。詰まるところ、人の世代と服の世代のコントラストで格好良さが決まると思うんで。うんと若い方が着ればソリッドだけど、私たち世代が着るとなると相当な工夫をしないと当時からまだ現役の人になりかねませんから。

それで一通り色々見せてもらって、この会議用のテーブルを皆んなで囲んで「TAKAなんかオーダーしなよ」って言われて(デニムを特別に作ってあげるっていう話で)、じゃあこれはどうかなって提案したのが、00年代にブレイクしたプレミアムジーンズのデザイン。大事なのは3点で、股上が浅いこと、決して自然じゃない色落ち、あと絶対譲れないのがタグは革じゃなくて鉄の板。それを腰パンしたい。
え、ほんとに?みたいな空気になりましたけど、でも今、スタイリングだけで言えば昔のギョームサルモンとか、ああいうのがかっこいいなって思ってて、実際に最近そういう類のデザイン系ジーンズを腰パンして履いているんですけど、けっこう悪くないんですよ。

で、最終的に皆ノリノリになっちゃって、その場にいたアラムが「俺鉄タグ作るわ」って協力してくれて笑いました。結局みんな世代が一緒なので、このジーンズのデザインには私達それぞれの甘酸っぱい青春が詰まっているんでしょうね。

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