Frieze Los Angeles

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半日飛行機に乗ってて、お腹が痛くて滞在先に向かう途中のスパニッシュレストランでトイレを借りたら、おケツを丸出しにして膝をついてシンクの下の棚を漁っている男。「紙、無いんだよね」って。ということで今アメリカです。

なんだろう、けっこう疲れてる。というのも昨夜はてっぺんすぎまで赤坂にいて、仮眠して朝ドタバタしながらPCRテスト受けてって感じで。
友達の仕事が終わるまでとりあえず寝て、一緒にビバリーで今日から(多分)開催しているFriezeというアートエキシビションに行ってきた。

これすごい規模です。世界中のギャラリーやアーティストが、世界中のバイヤーとコレクターに向けて展示販売をしている感じ。なんか分かんないけど、ひとつ確かなことは、めちゃんこ気が良い。なんなんだこれは。そしてあと驚いたのは入場料ですね。初日だから?か分からないけど250くらいするんです。高い。色々あってフリーで入れてもらえたのはラッキー。

で、私はマルタンのアートの引き上げで来ています、今回。昨年買ってから付属品やパッケージングにリクエストをいくつか伝えていて、本当はその受け渡しがアントワープで1月にあって、そこの段取りもしてもらってたんですが行けなくて、結局今回ロスでっていう流れで。

指定されていたブースに行ったら3つトルソーシリーズの新作(とは言っても前回の色違い)があって、それを物色しているお客に丁寧に接客をしているスタッフ。そして気持ち離れてるところでめちゃ渋い表情をしている白髪の男。
やっぱそういうのはすぐ分かる。というか誰が見ても察すると思う。友達と、「だよね?」「ですな」ってなりましたけど、とりあえず近くのスタッフにピックアップの話をしたらバックヤードからすぐ持ってきてくれて、そこから書類とか色々記入させられた。

なんだか、だいぶ感慨深いです。今から11年前にマルタンをアメリカから沢山買ってお店で並べてイベントみたいなことをしたことがありました。当時は印象だけで言ったら中古品で、ビンテージと呼ぶにはまだ若すぎて、何か落とし所として良い名称がないかなないかなってロスのホテルの庭で考えてる時に絞り出したワードが「アーカイヴ」でした。その言葉の感触が的を得ていたのか今では定着した感がありますが、実際は当時ラルクアンシエルのベストアルバムだったかなんかで使われていたアーカイヴっていうタイトルがヒントになったのが本当のところです。
なんかそういうことを思い出しながらいろんな紙にサインしてたらペンの持ち方がおかしくなった。っていうか眠い。めっちゃ眠かった。

それでその後色々ありましたがそこはいいとして、隣のホテルのロビーに移動して開封。というのも中身がドキドキ。買ったのはデジタル(映像作品)なんでUSBなんですよ。で、買うよってなった時に条件を出させてもらったんです。それはまずひとつに必ずレター付きでさらにサインを入れてもらうことと、もうひとつはプラグインしなくても、要はUSBのままでもサマになるようなパッケージングをしてほしいということ。そして最後はやはり映像なので、NFTのような唯一性を持たせてほしいこと。
果たしどうなんでしょうか。

いや、え!?
なんだろう。シンプルだ。なんなら白いし。でも想像を超えてシンプル過ぎませんかこれ。でも白いし。白いから大丈夫か。

帰りに肉食べて帰った。

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