ROLEX 1501

A stunning ROLEX OYSTER PERPETUAL DATE reference 1501 with big logo, cream dial and metallic blue steel hand in perfect condition from circa 1961.

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ロレックスの原点とも呼べるオイスター・パーペチュアルにデイト機能を搭載したリファレンス1500は1960年頃に登場しました。スムースベゼルの1500に対しエンジンターンドベゼルが乗る1501も同年に発売されます。

そしてVINTAGE ROLEXあるあるですが、生産初期の1〜2年に見られる特殊なダイヤルデザイン、ダイヤルカラーを持つ個体はこのシリーズでは大変珍しくコレクタブル要素が強いため以前より人気があります。

それは大袈裟に感じるほど大きなROLEXのロゴを持ち、そして後にシャイニーなシルバーに変更される以前の、繊細な陶器のような質感を持つアイボリー調のダイヤルが搭載されています。


久しぶりに入荷しました、通称「ビッグロゴ」

34ミリケースに対してこのロゴの大きさ。余白を感じなくなるため小振りなのに主張が強く、そしてキャッチーな表情。

このベゼル、好きなんですよね。この時代のサンダーバードもそうですが、どこかミリタリー調と言うか。堅実且つスタイリッシュなダイヤルデザインとのギャップがかっこいい。

そしてこの時代は針にもいくつかバリエーションがあります。これはドルフィンタイプ。細かーい話ですがこの形状は面積が広いためよりダイヤルの余白が埋まるという。笑

ブレスは珍しく伸びが殆どないリベットがついていましたが今回ストレートエンド仕様に改造してみました。勿論オリジナルのフラッシュは付属しますのでまた戻したくなったら言ってください。

でもやっぱこのベゼルがつくとなるとストレート仕様がかっこいいと思うんです。昔サンダーでもやはりストレートにして使っていたので。

サイドからの表情。これもベゼルなんですよね。上部に向かって開く形状がスムースに比べスッキリ感が無く厚ぼったさを感じさせます。

そしてこのコンディション。なかなかありません。湿気による外周のシミや目立つ傷は全く無く、そして何より表面の薄いクリアのコーティングにも劣化を感じさせないため瑞々しさも残っているという。

夜光も全箇所しっかりと残ってます

勿論こうやってちゃんと仕様や状態をお伝えすることも大事ですが、このモデル(1500含め)の本当の評価に値するポイントとしては、やはりファッションとの親和性の高さ、そしてコレクター目線ではツウ好みという点。マジで究極の落とし所なんじゃないかなと、思っています、私は。もうだいぶ以前から変わらず。

勿論他にも素敵でツウ好みなモデルはありますけど、この年代というか細かく言えば年式特有のパーツやインデックスのデザインがノスタルジック過ぎず、決して新しくもないところが丁度良いというか。

1960年代初頭の、この時代のROLEXの最新作が、今の時代の最先端にも通ずるエネルギーを持っている。そう思います。

お問合せはメールよりお願いします。

dream@wolfandwolff.com