1601 gilt dial

A stunning ROLEX OYSTER PERPETUAL DATEJUST reference 1601 glossy gilt dial untouched condition from circa 1965. It’s a super minty.

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スポーツモデルに最も近い迫力を持つミラーのデイトジャスト、1601

スポーツモデル同様、ミラーの場合経年感があるものが殆どなのですが、稀にほんとに綺麗な個体があったりします

それがこれ。先ほど入荷しました。

すごくないですか?ここまで隅々まで綺麗で、且つ水々しさを保ったラッカーの質感は本当に希少です

ただ10時の夜光のみ削れが見られますが、他が完璧なので気になりません。考えようによってはオリジナルである証明にもなりますので(ノーマルのダイヤルから移植なんてことも最近はあるみたいですし)

そしてこのダイヤル実はイレギュラーなんですよ

説明下手でごめんなさい😅

言ってること分かりました?

この素晴らしい1601を譲ってくれた古参ディーラーのマイケル。ご覧のようにめっちゃ良い人で変なことをしない堅実さがあって好き。

最近は手堅くノーマル寄りのビンテージに力を入れてるらしいのですが、たまに超ド級の玉を持ってたりするから彼のストックはいつもチェックしています

ずーっと見てて思ったんですけど、これ太陽光の下で特定の角度から見るとトロピカルですね

おいしいんだけど、実はそういうダイヤルこそ注意が必要で、

もし仮に今の時点でまだらにブラウン化しているのであれば、それが後に育った時にそのまだら感が目立ってしまい価値が下がってしまうんですね。

これは満遍なくブラウンなので育った時においしい表情が期待できるでしょう🌰

先日仕入れたWGのデイデイトと。兄弟ですな。

気になる方はご連絡ください🙏

dream@wolfandwolff.com

最後に。近年盛り上がりすぎたモダンウォッチ一強の時代もひと段落し、肌感的にまたクラシックビンテージの時代がやってくる気配も後押ししてか、私自身の熱も今高まっています。

ご存知のようにコロナ禍で様々な価値ある(とされる)物がまるでバブルのような値上がりを見せ、それが簡単にリセールされまたそれが市場に出た時さらに輪をかけて高騰するというカオスな時代の中に現在我々はいます。
それは腕時計全般にも言えることでしたが、ビンテージコレクターなら周知の事実ですが、ビンテージロレックスに限ってはその影響を殆ど受けなかったんです。むしろ元気なかったくらいなので。(円安が招いた高騰はありますが)

しかし不思議と良い個体は流通することが殆どなくなりました。あったとしても音もなくスッと市場から消えます。その理由として考えられることはおそらく一つしかありませんよね。
来年はデイトナが生誕60周年です。あれだけ見る機会の多かった良い手巻きの個体は今殆ど市場にありません。

勿論先のことなんて誰にも分かりませんが、一つ確かなのは、こうして私のようなコレクターであったりディーラーであったりがこぞってまたバリ物のビンテージを探し始めているということです。