さっきビバリーヒルズにあるROLEXのディーラーのオフィスに行ってきた
最近というかコロナ始まった時くらいから新しいディーラー(しかも若い)がワッと増えた印象がありますね
そしてそれは新時代到来と言いますか、彼らの時計に対する価値観というか、簡単に言えば付き合い方みたいなものが一昔前とは異なる。やけにシンプル。そんな時代の変貌を感じます

オフィスの廊下。セキュリティの都合上グランドフロアにちゃんと受付があって、そこでアポイントを確認できないと入館ができません
あと、なにも時計に限った話ではありませんが、インテリアやアートなど今トレンドで上がるようなアイテムを扱うビジネスの場合、わざわざ「お店を持つ」という選択が本格的に消えかかってきました、この地では。
私も一応自称していますが、プライベートセラーが一般的なモデルになる日はそう遠くない気がしてきた
そんくらい、ビジネスやコンセプトにややこしさやカラクリが無くてまじで単純になってきてることを肌で感じる

で、これ室内。センスいいのよ。センスの基盤が時計蒐集によるものではないことがよく分かります
ほんと、以前と一番なにが違うかってここだよな。元々時計が好きでそれが仕事になった、ではなくて、センスいいことが好きだから今は時計集めてる、みたいな。
一昔前ならちょっとその動機は信用に欠けるあれでしたけど、実はこのマインドこそが次の時代を生き抜くヒントなんじゃねーかなって思う。さっき思った。
まあこういう話はいいとして、たくさん見せてもらった
中でも素敵だったのがこれら👇

はい、でました「コマンドー」
1970年頃、アメリカ軍基地内購買部と、あとはなぜかアバクロ(広告見たことある)で売られていたとされる激レアモデル
ちなみに当時の値段で4万円だったかなたしか
それにしても久しぶりに見たけどやっぱ痺れるわ。過去にCOMMANDOとレタリングされてるタイプを持ってましたのでわかるのですが、まじショボいのよこれ。夜光とかめちゃくちゃ下手だし。だけど今やコレクターズピースですからね。
クオリティと価値(現在当時の値段の100倍)が全く見合っていないところも含め大好きなモデル

こちらは5512のサークル有りのバリ物。
これも昔持ってた。個人的には、中途半端なコンディションのガードレス系買うくらいなら断然こっちですね、価格が近い場合。
綺麗なサークル有りはサブもGMTも最近全然出物がないからマーケットプライスがわからなかったんですけど、なかなか凄まじい数字言われた😅分かるけど無理

最後はこれ。これは先月も見せてもらってたんですけど凄み凄い
4桁リファレンス時代のデイデイト。バキバキのミラーでしかもWG(ホワイトのミラーはほんと無いです)。
WGってのもあって、イエローのような分かりやすい華やかさは無くて、サイズ的にもどこかスポーツ物のようなアクティブな存在感があるというか。そういうことも加味してかなり人気高いですよね昔から
仕入れました😅✌️
ヤバくないこれ?8時上の傷は風防です
デイデイトのスペシャルだと他にステラや最近流行ってる石系とか幅は広いんですけど、ここは正統感のあるミラーでしかもWGで。
昔ながらのザ・ビンテージロレックスの王道的渋さを思い出す一本のはずです
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