色々話をすっ飛ばして書きます。(内陸編はまた後日に)
10日ぶりにロサンゼルスに戻り、昨日パールを使ったジュエリーのアーティストであるシーシーさんと打ち合わせをした。
前回会った時はやっぱりオッサンのパールネックレス姿はなかなかしんどいって話で、いっそのことキーチェーンにしたらどうだろうと話に発展してそこで終わったはず、たしか。あれから2ヶ月経ち、仕事終わりのシーシーさんと職場近所のブルーボトルで待ち合わせ。
まだ最後までやれてないけどって、思っていたよりも小ぶりのタヒチパールをカラーシルクに通した状態で見せてくれた。で、リクエスト通りキーチェーンを考えながらやってみたけどうーんどうだろうねどう思う?と。やっぱりネックレスとしてつけた方がよくないか?とのことでした。
やっぱり彼はアーティストなんで自分が腑に落ち切らないと製品化しないタイプなんでしょうね。
その時そんな彼の片腕に、見覚えのあるリボンが巻いてあるのに気付いた。先日友達がド朝のモーニングで見せてくれた裂いたリバティーじゃないか。
それあれじゃんって言ったら、今みんなこのスタイルだよねって言ってて、「だって祈るしかないじゃん今は」と。
祈るのみ。こっちに滞在しているとたしかにそのマインドに自然となるのも分かるような気がする。
で、だったらいっそさ、それパールに繋いだらどうなるだろうって。その場でリボンを切ってくれて、まだ処理してない片方のエンドにくくりつけてもらった。
お?お?ってシーシーさんがこれは!みたいな顔をしてたら店員さんが来て6時までだから閉めるよって水をさされてしまい、近くのホテルのカフェに場所をうつして続きをやった。
これやばいね。写真だと見づらいけど、パールとパールの間にはシルクの糸が覗くようになっていて、その色はコーラルとかターコイズとか、そういうスピリッツストーンをイメージした、ちゃんと意味のあるカラートーンなんだって。それがまたこの小花柄と相俟ってすごい。
というかシーシーさんは先週までヒッピーのコミューンに行ってたんで、やっぱり気分的にもこういうことなんだと思いました。でもやっぱりアートとか暮らしとか、すごい洗練されてる方なんですよ。だから土っぽいことやらせても結局はクリーンに見える。オーラが。やっぱり詰まるところそういうのはありますよね。特に作るものが理屈でないパッション系であると尚更そこが浮き彫りになるというか。
ということであまり数は注文できませんが(けっこう高いので)、いくつか頼んでおいた。
話がまとまったあと、いくつかの種類のウッドの玉を見せてくれた。次回ギャラリーで発表するための仕込みとのこと。
置いてあるネイティブアメリカンネックレスは私がサンタフェで買ってきた古いやつ(つけないくせにいつも買ってる)。わーお、いいねって色んな角度から見ながらこういうのどう思う?ってお互い意見交換じゃないですけど、これがまた次に繋がる時間になるんですよね。
で、最後にもう勢いがピークでこの私のネックレスの白いビーズの部分を全部パールに変えてほしいんだけどって言ったらすごいびっくりして「やっちゃっていいの!?」って興奮のあまりビールをひっくり返しちゃって大変でした。
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