Jennifer Rochlin

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ウエストハリウッドから車でパサデナ方面へ。そのさらに越えた先にある町(名前は忘れた)にジェニファーさん(陶芸家)の自宅があります。そのお庭にあるガレージをスタジオに改装して作品を製作していました。
久しぶりのロサンゼルスですが、こういうちゃんとしたアーティストなのにガレージでやっちゃうところからもうすでにロスっぽくてジーンときます。

私は最初に言っておくと陶芸に全く興味がありません。
しかし彼女の作品の一つである”HOLLYWOOD”と直球で英語が描かれている器、ご存知ないですか?こういうアプローチでもアリなんですねという衝撃と、そしてこれなら、きっとこれなら丁寧な暮らしをしてなくても置けてしまうというか。隣には丁寧な作家さんの丁寧なお皿じゃなくて、なんならコーラの瓶でもOKというか。
あまりそこへの感想を言い過ぎたくありませんが、とにかく、その開放感に私は心を打たれたのであります。

 

彼女は今キテます。キテる。すごいキテるのでギャラリーとの契約があり、直接買うことはできません。(過去に何度も断られた)そして気付けば値段も上がり調子なので簡単には手が出せなくなりました。そんな人気アーティストの作業場に何故私なんかを招いてくれたのか。
それは顧客だからです。私が。けっこう頑張ったんで、以前。あと私のインスタグラムの名前にGALLERYと入っているから日本のギャラリーだとも思っていそうな。
だからそういうのも重なってここに招いていただいたという。ラッキー。

帰り際、ガレージと自宅の間にちょっとしたお庭を歩いてて、そこに作品が無造作に置かれていた。というかちゃんと本来の用途で使われていることに驚いた。
そしてさっきコーラの瓶でも、とか丁寧な暮らしじゃなくても、とか書きましたけど、ほんと全くその通りで、ジェニファーさんの自宅はほんと一見どこにでもありそうな生活感のある自宅なのです。(だってこの作品の下の台とか絶対ホームセンターのガーデンのセクションに普通に売ってるやつですし)
そこを知れたことが一番の収穫でした、私にとっては。

リアルで何も問題ない。編集しなくてもかっこいい。これを今できる人が一体どれだけいるのか。要は、剥がした方が魅力的な人。
やっぱりそういう人、どんどん減っていってると思うんで。

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